お疲れ様です。 星組です。
旭川は日によって気温差が大きく、朝晩の気温差も大きいのでなんだか疲れが抜けにくい日々です。
だんだん日々の気温が高くなってきましたので、皆さまもお体にを付けて下さい。
今回は、投稿できていなかったのですが5月初旬の施工を行った層雲峡にあるホテルの露天風呂における
『浴槽内タイル張り』『鉄平石敷設』の記事になります。
元は総ヒノキだった露天風呂をリニューアルする工事で、私どもの担当範囲は床面のタイル張りと四隅の鉄平石敷設工事でした。
長く使ってきた浴槽だったので施工前の清掃になかなか苦労させられましたが、躯体はしっかりとした状態で残っていたので
躯体修正の必要は無く、工事に着手する事が出来ました。
最初に着手したのは鉄平石敷設でした。鉄平石は石の形を見てバランスと見た目を考えて配置していく、いわゆるセンスの求められる工事でした。現場所長からも『センスの良い配置で頼むな!』と言われましたが・・・正直センスの良い配置がわかりません!笑
なので、精一杯かっこよく見えるように配置してみました。
それなりにカッコイイ感じになったと思っています!!
次の工程は、床面のタイルを張るための下地造りです。モルタルミキサーで練った材料を人海戦術で打設したのですが、途中で雨が降ってきてしまったのでブルーシートで雨養生を行って対策しました。おかげで雨にたたかれる事もなく求めていた精度で下地を造る事が出来ました。何度もモルタルを運んだ二の腕は悲鳴をあげていましたけどね(笑
ここまでが1日目の工事でした。
翌日、いよいよタイル張りです。浴槽が8角形をしているので割付をどうするか考えて墨だしを行い、無駄なく綺麗にタイルが張れるように試行錯誤しました。特に排水口の廻りをどうやって納めるか悩みました。
タイルを加工する際、円を切るのは凄く難しいので慎重に慎重に加工して、排水口廻りも結構綺麗に納まったと思っています!
タイル張り・目地詰めが完了した床。
私どもの施工後に、大工さんが木工事を行い新しいヒノキの露天風呂が完成しました!完成した姿がこちら!!
ヒノキの優しい色で床の黒が引き立ってカッコイイ!
いい感じの露天風呂になって良かったです!人が使ってくれる物を造るのって本当に楽しいです。
今はコロナの影響もありますが、これからたくさんの観光客の方が心と体を癒せる露天風呂になることを願っています。そして僕自身も癒されに温泉に入りに行きたいと思います!
皆さんもコロナの波が落ち着いたら、心と体を癒しに温泉に行ってみるのはどうでしょうか??